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新しい世界を作るのさ

 

朝はものを書きたくなる。

決めつけられるのが嫌いだった。
押しつけられるのも。
誘われるのも勧められるのも。

聞かれて言葉を選んでたら、
「都合がわるくなると黙る」と怒られた。

自分の中のどんな理由も、
言い訳だからしてはいけないと思ってた。

大人は正しくて、自分は間違っていると思ってた。
先生は知識があって、自分は未熟だと思ってた。

だからまず相手の話を聞こうと思った。
こうしなさい、とも言わない。
道や方法や、自分の考えは、
他人から言われても絶対にわからないからだ。
自分からきづかないとわからない。

ただ、それでは遅い、という話も聞く。
自分で気づける人間は少ないと。
でもわたしは、それを体感的にやったことがないから、
やっぱりわたしの思う方法をとる。

だけど、
スイッチにはなれるかもしれない。
気づくスイッチ。
あるいは、方向を変えるスイッチ。

頭ごなしに言われてもわからない。
諭されてもわからない。
自分で気づくための見えないスイッチ。
気づかないうちに押されて、切り替わる。

なんて回りくどいんだ!
なんてめんどくさいんだ!
でも根本だと思ってる。
そんなことでは時間がかかりすぎる。
でもそれがわたしの方法だ。

答えなんてないし、道もない。
いつぞ誰かに言われたが、
「しのさんは山のてっぺん目指しながら、
矢印に従って舗装されたまっすぐな道を選ばずに
絶対藪の中に入って行くんですよね。
こっちのほうがおもしろそう!と言って」
このところ、何度も思い返す。
わたしの性質であるし、独特でもあるだろう。
また、選択肢の中から答えを選ぶ教育だったり、
予め出題者の欲しい答えしか提示されないこともある。
この世界は、そんなシステムの賜物だと思う。
その中で選んで楽しんだり苦しんだりするのも、
それで良いなら良いが。

そろそろ、限界じゃないかなあ。
もういっぱいいっぱいじゃないかなあ。

なんとなく、ぼんやり、感じてることって
自分にとって(これ大事だけど)だいぶ本質だと思う。
多分、もうそろそろ、
自分で感じて気づいて考えて
好きなことも嫌いなことも
言われたことではなく
自分で選んで作って進んでいくこと、
そんなのが必要になっている気がする。
やったことないから難しいだろうけど。
やったことないからワクワクするけど。


新しい世界を つくるのさ
歌を歌って
繋いだ手と手 叩いて
ダンスをしよう

そんな歌を作った。
歌はストレートでいい。
夏には物語になるはずだ。
京都、大阪にて。

7/22(金)〜24(日)
●京都ロンドクレアント絵本展
・7/22 ライブペイント&ライブチェロ
・7/23 みょんずとマイスライブin京都ロンドクレアント
・7/24 みょんずとマイスライブin大阪マガユライ