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宇宙人からのメッセージ…??

朝、
目が覚めた時から、

左耳に電子音が聞こえてた。
耳鳴り。

ぴーぴーぴーーー
つつーつーつーー

右の耳ではノイズを拾ってる。

ざわざわザワ
ゾワゾワざわ

小さな小さなたくさんのざわめき、ささやき。
遠くで聞こえてる鳥たちの鳴く声や、
モーターやエンジンの音。
そんなもののもっと手前の
音になる前のざわめきささやき。
意識しないと聞こえないことになってしまう、音。
むしろ、これを聞いてたら
小さすぎるのにうるさすぎて
他がきこえなくなってしまうような、音。
空気の中のつぶつぶや、
血液や、
潜水服とか宇宙ノイズみたいな。
もはやそれは耳で聞いてるのかもわからない。
別の意識的な音にすぐにかき消されてしまう
まるで白いキャンバスみたいな、
きっとずっとみんな聴いててだから
聞こえない設定になってる音、ノイズ。

それがベースで
電子音に意識添わせてみる。
モールス信号みたいな、
コンピューターの電子的な単音みたいな。
なんの音か知りたくて
声を合わせてみる。
ほぼ、ド。
530前後。
528だとか532はたまに聞く。
声は不安定だからブレるけど、その辺り。
小さな音、というか
それはその音が実際に鳴ってるのかわからない。
自分の中だけに聞こえてるような。
もしくは小さすぎて
遠すぎて聞こえないような。
でもみんな本当は聞いているような。
だからアプリでは聞き取れない。

宇宙人からのメッセージだとおもしろいなと思って
「何?」
て聞いてみたけれど、

わたしにはわからなかった。

多分誰も同じような音が聞こえてる。
ぼんやりしたときに見るとも無しに見える
光の飛び回るつぶつぶみたいに。
色が混ざり合って見えるみたいに。
電子音ぽく聞こえるのが不思議だけれど
それもまた造られたものなら
不思議でもない気がする。

見えても聞こえても捉え方ひとつ。
日常の大きすぎる刺激にかき消されてしまう
小さな小さな数多ある当たり前のもの。
当たり前だから、みんなあるから、
そこを無い設定として考える。
生きていくのにそれをずっとあるあるあるでは
他ができなくなってしまうから。
無いものにされている
生きる前提のものたち。
空気とか心臓とか心とか、
当たり前に有るから無いことになってる
大事なものたち。

「宇宙ノイズと共に
宇宙人から信号が送られてきて
メッセージを受け取った」

って、単純に言ってみたい。

でもそれは、
ある意味、
同じこと。

「生きる前提に存在してるのに
当たり前にあるから設定ゼロになってる
大事なものを、見つめ直せ」

って、メッセージ。

直接的に表現すると
健康法や心の悩み解決や成功法とか自己啓発。

宇宙人や高次の存在て言うと
受け入れがハッキリ分かれる。

空気や体や心だと
一気に理解できそうな対象になる。

わかる表現に置き換えられたら、
語りかけてくるのが宇宙人でも方法論でも体でも
何の変わりもない。

そしてそれは、
あらゆる物語に映画や漫画や絵本に、
形を変えてエンターテイメントとして体現されてゆく。
だからわたしは
大事なことは物語に学びたいし
物語に描きたい。

え、だって、単純に楽しいじゃん。
わかってもわからなくても
伝わっても伝わらなくても
書けても描けなくても、

楽しいじゃんね(笑)